2023-01-01から1年間の記事一覧
〈昭和の忘れもの〉クルマ編㉑ 【ファミリア 3ドア1600GT】 スタッドレスタイヤを組んだホイル 災厄が続いた「ファミリア1500XGi」に見切りをつけ、7代目の「ファミリア1600GT」に買い替える決心をした。ロータリーは規格外として、1400から1500へと段階を…
〈昭和の忘れもの〉バイク編㉔ 【CB750four part3】 ようやく電気系統のトラブルから復調した頃だった。 バイクの神(そんな物が存在するのか?)はとことん底意地が悪いらしく、小市民に次なる試練を与えた。1速から2速にギアチェンジする際、稀にギア抜け…
〈昭和の忘れもの〉モノ・コト編㊲ 【CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)】 過日、記録映画『CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL/TRAVELIN’ BAND』を観た。記録フィルムなので当たり前だが、スクリーンに映し出されていた4人のメンバー(ジョ…
〈昭和の忘れもの〉クルマ編⑳ 【トヨタ スプリンター1200SL】 トヨタの「カローラ」は最多販売車種としてギネスにも認定されたロングセラーカーで、「スプリンター」は同車から派生した姉妹(兄弟?)車である。 販売期間が長いこともあり、初代カローラ発売…
〈昭和の忘れもの〉モノ・コト編㊱ 【レスカ(レモンスカッシュ)】 無性にレモンスカッシュが飲みたくなった。 コンビニへ行けばその類いの商品が並んでいるが、ふと浮かんだのはかつて喫茶店で飲んだ、あのビジュアルと味だった。悲しいかな、近隣に提供し…
〈昭和の忘れもの〉クルマ編⑲ 【スズキ フロンテクーペGX】 新規格(550㏄)の軽自動車が目立ち始めた頃だ。地元中学校の同窓会があり、懐かしい顔が集まった。懐かしいと言っても7、8年ぶりくらいの、何とも中途半端なものだった。 散会してからお決まり…
〈昭和の忘れもの〉モノ・コト編㉟ 【日劇ミュージックホール(NMH)】 少しだけ艶っぽい話である。 日劇(日本劇場)といえばかつては映画興行をはじめ「ウエスタンカーニバル」で一世を風靡し、娯楽の殿堂としてショービジネス界の人間にとっては憧れの場…
〈昭和の忘れもの〉バイク番外編 【『がむしゃら1500キロ』浮谷東次郎(ちくま文庫)】 浮谷東次郎という名前をご存じの方はよほどのカーレース通か、年季の入ったバイクファンに違いない。彼は1942年(昭和17)千葉県市川市に生まれ、1965年に鈴鹿サーキッ…
〈昭和の忘れもの〉クルマ編⑱ 【ファミリア1500XGi part2】 「赤じゃないけど文句ある?」 そう啖呵を切って購入を決めたファミリア1500XGiだったが、適度にスポーティーで且つ身の丈に合った、実用性の高いクルマだと本音で納得していた。ディーラー担当者…
〈昭和の忘れもの〉モノ・コト編㉞ 【助六寿司(稲荷弁当・海苔巻き弁当)】 ソメイヨシノの花芽が日毎に膨らんでいる。 今年は晴れて花見の宴の規制が解除されるという。青空の下、家族や気の置けない仲間たちの笑顔の中心には、バラエティーに富んだ料理が…
〈昭和の忘れもの〉バイク編㉓ 【ホンダ CB750four】ショートストーリーVersion かつて文学少女だったマドンナに振られて以降、「新たな出発(たびだち)」などと浮かれていた気概が怪しくなった。 気付けばタンデムシートは空席のままだし、昔のように玄関…
〈昭和の忘れもの〉クルマ編⑰ 【ダットサン ブルーバード1200DX(410型)】 かつてBC戦争なる熾烈な競争があった。 『ブルーバード』(日産)VS『コロナ』(トヨタ)という、2大自動車メーカーの覇権を廻る販売合戦は、一般家庭にも自家用車が普及し始めた高…